ゆるく継続メモ

本の感想文、花と雑学の備忘録

ユーカリ ポポラスの育て方

ユーカリ ポポラスの育て方備忘録

ユーカリポポラス


ユーカリポポラスの基本データ

▲育ち方:常緑高木/フトモモ科

▲植え付け:3~9月

▲植え替え:3~9月

▲開花:4~5月

▲樹高:1~2m

▲耐寒:普通

▲耐暑:強い

▲色:白

花言葉
新生、再生、思い出



育て方

[場所]
日当たりと風通しが良い室外。すごく伸びるのと風が必要なので室内では不向き。



[水やり]
《鉢植えの場合》
土が乾いたらたっぷりあげる。
多湿に弱いので水のあげすぎには注意。

しかし!ユーカリはどんどん成長してどんどん葉を付けるのであげた水分量よりも葉からの水の蒸散量のほうが多いと水切れを起こしてしまうので乾燥にも注意!
つまり、水をあげすぎると根腐れしちゃうけど、水をあげなさすぎると乾燥してすぐ枯れてしまうというハード系樹木。


《地植えの場合》
植え付けた時にたっぷり水をあげたら、そのあとは基本的にはいらない。



[剪定]
一応、4~5月や9月にすると良いけど、どんどん成長してくるから正直いつでも良い。

「マンションのベランダで育てたいからあんま伸ばしたくないんですけどー」って人はこまめに剪定。



[土]
市販のハーブ用の土で良し。


《鉢植えの場合》
赤玉土7:腐葉土


《地植えの場合》
庭土に腐葉土を混ぜる。



[肥料]
植え付け、植え替え時に遅効性肥料や緩効性肥料を与える。
その後は生育期の4~8月に液体肥料や緩効性肥料を与えたらばっちり。



[植え付け、植え替え]
《鉢植えの場合》
1.ユーカリの苗(花苗)を入手。
2.苗より一回りから二回り大きい鉢を入手。(すぐ大きくなるから結構大きめの鉢を準備したほうが安心)
3.鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に入れる。
4.土を鉢の2分の1から3分の1程入れる。
5.緩効性肥料を混ぜる。
6.苗を入れて周りに土を入れる。
7.苗周りに入れた土にも緩効性肥料を混ぜる。
8.鉢の縁から2cm程下まで高さを揃えて土を入れる。


《地植えの場合》
1.ユーカリを植える場所を50㎝ほど掘る。
2.ユーカリの苗を入手。
3.緩効性肥料を混ぜる。
4.苗を入れて周りに土をかける。


完成!!簡単!!



[支柱]
ユーカリは根を深く張らないので風でゆらゆら揺れたりしちゃう。揺れすぎると折れちゃったりするかもなので支柱で支えたほうが良い。


良い感じの木の枝とかがあれば支柱じゃなくても良いよ。



[挿し木]
挿し木でユーカリを増やそう。

1.剪定で切り落とした15~20㎝くらいの枝を使用。
2.切った枝の下のほうの葉を取る。
3.枝に切り口を半日~1日水で浸す。
4.新たな鉢に土を入れ、湿らせておく。
5.枝を入れる部分に穴をあけ、枝を差し土をかけ固定する。
6.水をあげる。


完成!!簡単!!
約2~3カ月で根や新芽が出てくるはず。
根気よく水を与えて育てていこ。




最後に

ユーカリは簡単にドライにもなるので人気だし、おうちにあるとおしゃれ感?こなれ感?が演出できるのでぜひ挑戦してみてほしい。


では。

小説『婚活中毒』を読む

秋吉理香子先生の『婚活中毒』
タイトルに惹かれて読んでみた。

全体的にほんのり毒のある婚活についての話を4話詰め込んだ短編集。



こんな人にオススメ↓
婚活に興味がある     ★★★★
結婚にとくに焦ってない  ★★★
気軽に読みたい      ★★★★




ざっくりあらすじ①

「理想の男」

アラフォーの‟沙織”は彼氏に振られ絶望していた。母親に相談するとアラサーの時にはあった縁談の話ももうないと言われてしまう。
そこで母親の勧めもあり結婚相談所に登録することにした。相談所はすぐに‟杉下圭司”という容姿も年収も申し分ない42歳の男を紹介する。
沙織はなぜこんな良い男が未だに結婚していないのか不審に思いながらもどんどん杉下に惹かれていく。沙織はなぜ杉下が結婚できていないのかが気になり、杉下のことを知るために過去の彼女達に会いに行ってしまう。



感想

少しホラー要素のある物語。
条件が良いのに結婚してない人って確かに怪しい。でも過去の女に会いに行くのはダメだよね。わかるけど。めっちゃわかるけど!!




ざっくりあらすじ②

「婚活マニュアル」

30歳の‟洋介”は孤独死した同級生の葬儀をきっかけに街コンへ行くことにする。誰にも気付かれず死んで白骨化した状態で発見された同級生のことを聞き、自分も他人ごとではないと思ったからだ。
とは言っても恋愛に対して今まで受け身で来てしまっていたため、洋介は恋愛マニュアル本を頼ることにした。
マニュアル本を熟読した洋介はBBQ街コンで運命の出会いをする。彼女の名は‟愛奈”。美人で清楚で家事のできる看護師の女性だった。愛奈は職場の先輩の‟靖子”と参加していた。靖子は愛奈とは対照的でお世辞にも美人とは言えない。というかブスだ。
洋介は勿論、美人の愛奈を好きになりマニュアル本を参考にしつつ愛奈に好かれるように頑張るのだった。



感想

ブスは美人に比べてスタートラインが50歩くらい後ろから始まるっていうことがよくわかる話だった。
性格が良くて料理ができて気遣いができる。このへんのことが全てできてようやく美人と並べるんだなって。悲しいわほんと(笑)
男側の失礼極まりない思考が男視点で読めて面白かった。「これだから男は!」って思うような話だったけど、でもまあ女も「イケメン!」とか「年収!」とか似たようなこと思ってるわ。




ざっくりあらすじ③

「リケジョの婚活」

所謂リケジョである‟恵実”は婚活番組に出演することになる。それは番組の宣伝に出ていた出演者である‟典彦”に一目惚れしたからだった。
典彦に会うために東京からはるばる熊本まで来た恵実は過去の番組の構成を予習し典彦の仕事、趣味、好きな漫画などを徹底的にリサーチしリケジョならではの戦い方をしていく。
しかし典彦は男性参加者の中で1番人気で恵実を含めて13人の女性が典彦に好意を寄せる厳しい戦いが始まるのだった。



感想

恵実のその都度データを分析していく感じと小型のおもちゃを作っていくところはリケジョ感あったけど、それ以外はいたって普通だった気がする。好きな人の仕事のことや趣味をリサーチしたり、「偶然」を装うのは割とみんなしてるんじゃないかと思ったりしたけどどうなんですかね?親へのアプローチとかもチャンスがあればやるべきだし、リケジョというか‟努力と執念の女”って感じがしたかな。
仕事面や性格面、親からの印象が良い人VS直観で惹かれた人 っていう悩ましい構図だった。2年くらい前に見たバチェラー3を思い出した。ちなみにバチェラー3の男、めっちゃ嫌いやったなー(笑)




ざっくりあらすじ④

「代理婚活」

35歳になっても結婚のけの字も見えない息子の代わりに婚活をする60代の夫婦、‟益男”を‟郁子”。しかし、息子の婚活のはずが父親の益男ほうが相手の母親に恋心のようなものを抱き始めてしまう。



感想

60代になって忘れかけていたお互いへの気持ちに気付いていくほっこりするような展開。

って思わないでもないけど、私はひねくれてるのか全くそんなふうには感じれなかった。まず終始、父親何しとんねんって感じだし、ほっこり展開も何というか、「結果ありき」というか。できるだけネタバレしたくないから伝えるの難しいけど、「この結果じゃなければ、あなた、そんなこと思いませんでしたよね?」って父親に真顔で問いたい。だからかわからないけど、結末に納得はできなかった。




最後に

婚活ってほんとしんどいよね。長引けば長引くほど。
知り合いに3カ月集中して婚活して半年後には結婚してた人いたけど、それくらい割り切って効率的にできたらいいんだけどね。
とにかく焦らず、人と比べず、1人でいるより2人でいるほうが幸せだと思えるような人と出会えたら結婚しても良いと思う。
とか真面目に言ってみる。


では。

アジサイの育て方

アジサイの育て方備忘録

アジサイ

アジサイの基本データ

▲育ち方:落葉低木/アジサイ

▲植え付け:11~3月上旬

▲植え替え:11~3月上旬

▲開花:5~7月

▲耐寒:強い

▲耐暑:強い

▲色:青、ピンク、白、紫

花言葉
良さそうな花言葉:家族、団欒、和気あいあい
他:浮気、移り気

※注意したいこと
暑さに強いとはいえ、直射日光には弱く暑いところに放置はダメ!




育て方

[場所]
春~夏は、風通しの良い半日蔭がベスト。
とはいえ、「1日中、半日蔭とか都合の良い場所ないわ!」って人はちょい手間だけど、夏の暑い日は午前中に日光に当てて、午後からは日陰か室内に移動させるとかでも良い。
夏の暑い日に外に置いてたら花を触ってみて、ふにゃっとしてたら弱ってきてるサイン。日陰か室内に避難させると良い。

秋~冬は、風通しの良い日向がベスト。
11月頃から休眠期に入るけど枯れたわけじゃないから捨てないで!だいたい来年も咲くよ!



[水やり]
《鉢植えの場合》
春~夏は毎日。できたら、朝夕1回ずつたっぷりあげる。乾燥に激弱だから気を付けて!

秋~冬は週1程。土が乾いたら、たっぷりあげる。


《地植えの場合》
植え付けた時にたっぷり水をあげたら、そのあとは基本的にはいらない。
※夏に暑い日が続く場合は花や葉っぱの様子を見つつ、元気がなさそうであればあげる。



[剪定]
種類にもよるが7月頃に花は終わる。
花が終わったら、上から2節目(上から2枚目の葉っぱのところ)に次の芽が付いている(はず)なのでその上で切る。



[土]
アジサイは土の性質で花の色が変わる(!)
青にしたいなら酸性の土、ピンクにしたいならアルカリ性の土。

ちなみに割合は、

《鉢植えの場合》
青色のアジサイを咲かせたい!・・・赤玉土7:ピートモス2:バーミキュライト

ピンクのアジサイを咲かせたい!・・・赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト


《地植えの場合》
植える所を30㎝程掘り、そこに

青色・・・ピートモスを2㎏程入れる

ピンク・・・苦土石灰を300g程入れる



いやいや、ピートモスとかバーミキュライトとかって普通に書いてるけどなんじゃい!?って人もいると思う。
このへんはざっくり言うと土の種類のことです!
最初にこれを言われた時は初耳すぎて「無理ー」って思ったなー。


でも、もともと青色のあじさいを来年ピンクにしよー!って思ってアルカリ性の土にしてても完全なピンクになるというよりは紫っぽくになると思う。
あと、アルカリ性 の土にしてても雨が降ったりすると酸性に傾くみたい。

色にこだわりがないなら、水はけが良く、水持ちの良い市販の培養土で全然OK。



[肥料]
植え付け、植え替え時に遅効性肥料や緩効性肥料を与える。
その後は花が終わった8~9月初旬に液体肥料、1~2月に緩効性肥料を与えたらばっちり。



[植え付け、植え替え]
《鉢植えの場合》
1.アジサイの苗(花苗)を入手。
2.苗より一回りから二回り大きい鉢を入手。
3.鉢に鉢底ネット、鉢底石の順に入れる。
4.土を鉢の2分の1から3分の1程入れる。
5.苗を入れて周りに土を入れる。
6.鉢の縁から2cm程下まで高さを揃えて土を入れる。

《地植えの場合》
1.アジサイを植える場所を30㎝ほど掘る。
2.アジサイの苗を入手。
3.苗を入れて周りに土をかける。


完成!!簡単!!




最後に
アジサイはだいたい母の日前からお花屋さんに出回ってるから母の日ギフトとしても最適。
あとは梅雨感も味わえて良いよね。
完全、夏になる前(もう夏みたいに暑いけど)にアジサイを楽しんじゃってね。


では。